漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
更年期に入った頃からか、イライラして寝つきが悪くなり不眠症になりました。
ウトウトしても、夜中に何回も目が覚めて、寝た気がしません。
心療内科で安定剤と睡眠導入剤を処方してもらいましたが、翌朝頭がボーッとして不快感も伴うので、副作用が怖くてやめてしまいました。
その後2年ほど辛抱していたのですが、もう我慢の限界です。
そんな矢先、同窓会で会った友人に漢方薬を勧められました。
ちょっと興味があったこともあり、早速、漢方相談に出かけました。
私の場合、体の潤い分が不足しているために、イライラ・カッカしやすいようです。
また、交感神経が優位で興奮しやすいことから、根本的な解決が必要とのことでした。
そこで、不眠症の原因となる体質の改善を図るための漢方薬を飲み始めることにしました。
10日くらいすると、夜の寝つきが今までになくスムーズになる日もありました。
またひと月もすると、イライラしにくくなってきて、こころにゆとりもできてきました。
昼間も20分ほどの昼寝をとり入れることで、気分が随分と楽になってきました。
無理に寝ようと思わなくなってきたのです。
そして、2ヶ月後には、トイレに起きる以外は眠れるようになってきました。
眠れるとこんなにも楽になるとは、自分でも驚いています。
「眠る」にも体力が必要と言われますが、確かにこころと体の調和が図れていて、体質にバランスがとれていれば、自然と眠れるものです。
ところが加齢やストレスにより様々なアンバランスが生じてしまい、寝つきが悪くなり、不眠症を発症してしまいます。
これを体質改善により調整したわけですが、ご自身の心持ちも大事で、お薬だけでは果たせない条件も相乗効果になり、より良い結果につながったのでしょう。
今後も睡眠が十分にとれて健康に過ごせるよう、日々の養生を続けてくださいね。
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